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#16 テレビの生中継で見えた子どもたちの表情

2025 / 09 / 10

#16 テレビの生中継で見えた子どもたちの表情

かなり前の話になりますが、大分のTV番組「ゆ〜わくワイド」で、ブルーベリー農園を生中継していただきました。

まさか自分の農園がテレビで紹介される日が来るとは、正直想像もしていませんでした。しかも今回は、子どもたちも一緒に出演することに。

放送の数日前からスタッフさんが下見に来られたり、打ち合わせを重ねたりと、普段の農園の仕事とはまた違う緊張感がありました。大人の私でもソワソワしていたくらいですから、子どもたちはなおさらです。当日の朝も「ちゃんとしゃべれるかな?」「緊張するなぁ…」と、普段あまり見せないような不安そうな表情をしていました。


本番が始まってみると、その緊張は一瞬で吹き飛びました。

ブルーベリーを摘んで口に入れた瞬間、子どもたちの表情はいつもの笑顔に戻り、無邪気に「おいしい!」と笑う姿がそのままカメラに映りました。その瞬間を見たとき、“ブルーベリーはやっぱり人を笑顔にする果物なんだ”と改めて感じました。

放送後、驚くほど多くの反響をいただきました。

「子どもがあんなに美味しそうに食べているのを見て、ブルーベリー狩りに行ってみたいと思いました」

「画面越しに、農園の空気のあたたかさが伝わってきました」

そんな声をいただき、テレビという大きなメディアの力を実感しました。


実はこの夏は、テレビだけでなく、新聞やラジオ、雑誌などでも多く取り上げていただきました。

新聞記事が出たときは、友人や地域の方々から「見たよ!」と声をかけていただくことが増え、その言葉一つひとつが励みになりました。ラジオでは、生放送ならではの緊張もありましたが、パーソナリティの方が上手に引き出してくださり、楽しく想いを伝えることができました。

こうして振り返ると、今年は「メディアに取り上げてもらう」ことがとても多い一年でした。

自分の力だけでは届かない場所に、記事や映像や声を通して農園の想いを届けてもらえる。これは農家としても、一人の人間としても、大きな財産になったと感じています。


ただ、メディアに紹介していただくことはゴールではありません。

むしろそこからがスタートです。放送や記事をきっかけに「行ってみようかな」と思ってくださる方に、実際に農園で楽しんでいただき、また来たいと思ってもらえる体験を届けること。その積み重ねこそが、地域に根ざした農園を育てていく力になると信じています。

そして今回一番大きかったのは、やはり「子どもたちと一緒に経験できたこと」です。

放送前の緊張、放送中の笑顔、放送後の反響。すべてが家族の記憶となり、「農園を一緒に育てている」という実感をより強くしてくれました。農業は体力も時間もかかる大変な仕事ですが、こうして子どもたちと喜びを分かち合える瞬間があるから、続けていけるのだと思います。


これから先も、ブルーベリー農園を通じてたくさんの人と出会い、たくさんの笑顔を見られるように、日々コツコツと積み重ねていきたいと思います。

今回の経験を一過性のものにせず、来年のシーズン、そしてその先の新しい挑戦につなげていきます。


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