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#10『“手を動かす”が、いちばんの近道』
2025 / 07 / 01


■ 頭で考えていた未来は、ほとんど来なかった
観光農園を始めようと決意してから、どれだけの時間を机の前で過ごしてきたか分かりません。事業計画を練って、補助金を調べて、理想の園をノートに描いて、頭の中では“完璧な未来”が見えていた気がしていました。
でも、実際に動き出してみて分かったのは——
頭の中で想像していた未来は、ほとんど来なかったということです。
「思ったよりもお金がかかる」「ここまで時間がかかるとは」「このやり方では通用しない」——そんな“想定外”の連続。
今なら思います。あの頃、どれだけ緻密な計画を立てても、それだけでは何も変わらなかった。結局、手を動かすことこそが、未来を切り開く唯一の方法だったんです。
■ やってみないと、分からないことだらけ
カフェの建設でも、理想通りにいったことなんてほんの一部。 思い描いていたデザインがコスト面で難しくなったり、現場でのトラブルに振り回されたり。中でも印象的だったのは、トラブルの対処に追われて何も進まずに終わった日。書類ひとつ、備品ひとつにしても「じゃあどうする?」とその都度判断を求められ、机上の空論では立ち行かないと痛感しました。
こうした裏方の作業や、SNSに載せるような華やかさのない日々が実はほとんど。それでも、一歩ずつ前に進むことが、結果として今の自分を作ってくれました。
■ “遠回り”こそが、実は一番の近道
「これは無駄だったな」と思うことももちろんあります。 でもその“無駄”が、次の判断の基準になってくれる。
「ああいうやり方だとダメだったな、じゃあ次はこうしよう」 「こっちの方が効率が良さそうだ」
そうやって、“失敗に見えること”も、確実に自分の中に蓄積されていく。
頭で完璧にシミュレーションして一歩も踏み出さないより、 10回失敗しても1回でも成功に近づけた方が、ずっと意味がある。
振り返れば、地味で泥くさい日々の積み重ねが、今のブルーベリーファームうすきをつくってきました。
華やかなものなんて何一つなくて、ただひたすら、目の前のことを一つひとつ手で片づけてきた。
そして気づいたんです。
地道にやること、コツコツ続けること、それこそが一番の近道なんだと。
■ 考えすぎて立ち止まるより、まず動く
もちろん、準備も下調べも大切です。 でも、「本当にこれでいいのかな」「うまくいかなかったらどうしよう」と考えすぎて、結局なにもできずに1日が終わる——そんな日もありました。
でも今は、**「まずはやってみよう」**という気持ちが大切だと思っています。
やってみて、やりながら学ぶ。 動いてみて、足りないものに気づく。
動けば、出会いも生まれる。人とのつながりもできる。自分の考えも整理されていく。
■ 誰に相談するかが、未来を左右する
こうして進めていく中で、学んだことのひとつが「分からないことを相談するなら、その道のプロやすでに経験している人に聞くこと」でした。
当たり前のことかもしれません。でも実際には、多くの人が最初にやってしまう失敗が、“とりあえず身近な人に相談してしまう”ことなんです。
それは決して悪いことではないですが、その分野に詳しくもなければ経験もない人に聞いても、的外れなアドバイスをもらってしまうこともあるし、結果としてお互いに時間を無駄にしてしまう。
時にはそれが、金銭的な損失に繋がることすらあります。
それならば、多少お金がかかったとしても、専門家に頼ることが最短ルートになることもある。
だからこそ、もしも「観光農園やってみたいな~」とか「ブルーベリーに興味あるんだよな~」と思っている方がいたら、
ぜひお気軽にご連絡ください!(安心してください。お金はいりませんよ。)
僕でよければ、経験してきたことをすべて正直にお話しします!
自分で言うのもなんですけど、皆さんの想像の15倍は失敗しているので、この分野に関してはかなりのノウハウをお話しできる自信があります。
■ 動いた分だけ、景色は変わる
手を動かすたびに、見える世界は少しずつ広がっていく。 最初は想像もしなかった場所に、今、自分が立っている。
臼杵の何もない土地からスタートして、今こうして観光農園やカフェを運営し、全国からお客様に来ていただけるようになった。
これは、何か特別な才能があったからじゃない。
ただ、“手を動かし続けた”結果なんです。
そしてこれからも、考えすぎず、動くことを大切にしていきたい。
なにかに挑戦したいけど一歩が踏み出せない——そんな方の背中を、少しでも押せたら嬉しいです。
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